(19時15分更新)ここまでの値動きと、ここからの注目点

日経平均もTOPIXも
5月18日の高値を試す上昇となりましたが、
今の時間帯では高値を超えずに失速しております。

このまま5月18日の高値を超えない場合は、暴落後の自律反発においても高値切り下げが起こることになります。
暴落後の自律反発で高値切り下げが起こり、ザラ場で日足ボリンジャーバンド(25)の-1σを超えても終値ベースで超えられない展開で日足が陰線の終値になると、
自律反発終了→暴落の流れが起こる場合がありますので、
本日の終値での-1σの攻防と、日足が陽線、陰線どちらになるのかは要注目です。

また、需給の観点では、JPモルガン、ゴールドマン、ドイツが弱気のポジションをとっている権利行使価格28000を割り込む場合も、自律反発終了のサインになり得ます。

ただし、日足の-1σを陽線で上抜き、5月18日の高値を超えると、暴落後の自律反発においては高値切り下げを抜け出したことになりますので、
リバウンド継続のサインになり得ると解釈することになります。


*以下は13時32分追記分


画像の通り、後場から再び上昇しており、
1時間足ベースでのバンドウォークの上昇が継続の形です。
1時間足の+1σを割り込んで推移しない限り、バンドウォーク継続の形となります。

1時間足ベースのバンドウォークの上昇継続なら、日足の安値切り上げにスポットが当たりますので、
買い方としては5月18日高値超え試しや25日移動平均線試しを意識して買い仕掛けを入れる形となります。

大引けまでまだ時間がありますのでバンドウォークの上昇が変化する可能性はありますが、現時点では上記の通りです。


*19時15分追記分
本日の日経平均は、日足の-1σを終値ベースで上回り、日足は陽線となりましたので(陽線は4日連続)、
5月13日以降の安値切り上げの形にスポットが当たりやすく、リバウンド継続の形となりました。
この状態で5月18日の高値を超えると、暴落後のリバウンドでは高値切り上げも起こる形となり、
その後の上値の目途は、25日線、75日線、日足の+1σを順次想定していく流れとなります。

しかし、5月18日の高値を超えない場合は、暴落後のリバウンドでは高値切り下げも起こっていることになりますので、
短期的にも日足の-1σ割れから急落警戒が高まります。

私の現在の日経225のポジションは、5月12日、13日で構築した元本回収のベアプットスプレッドは継続しておりますが、
リバウンド継続の形が崩れない限りは、デイトレードは買い主体で対応していく方針です。
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プロフィール

高田資産コンサル

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また、私自身は、需給分析をチャート分析と絡めて利用しており、
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